親を卒業する時 12/21
今週、
息子さんの結婚を心配された
親御さんがお話に来てくださいました。
以前、他の親御さんも
いらしたことがあるけれど
その方たちは、親の理想を息子に
押し付けている感じの方々でしたが
今回いらした親御さんはそういうタイプ
ではなく、
親の希望や理想は一切言わず
ひたすら息子さん自身が
安心な家庭を持ち、穏やかに幸せに
暮らしてくれれば、、、と
おっしゃっていました。
以前いらした親御さんは
『器量のいい人がいい』
『私と同居してくれなきゃダメ』
『孫が欲しい』
と、ご自分の欲しいものばかりを
並べていましたが、
この親御さんはそんなこと一切言わず
息子さんの幸せだけを静かに
願っているのが伝わってきました。
親はついつい自分の希望や夢を
子供に投影してしまいがち。
それが子供にとって良かれと
思い込んでしまう傾向が強いんですが
今回の親御さんは大変冷静で
しっかりされている方でした。
子供自身は
「うるさいな」とも思うかも
しれないけれど、
「結婚だけが幸せじゃない」とも
思うかもしれないけれど、
結婚して家族が増える
責任や信頼が生まれる
喜び、優しさ、共感を知る
親の思いも知る
そんな子供の姿を見て親自身は
「親の役目を卒業したと感じる」
「親としての荷を下ろせる」
のではないでしょうか。
結婚しなければいけないわけでは
ないです。
でも、
親に、親の役目を
卒業させてあげてはいかがでしょうか。
婚活自体に抵抗のある人はまだ
たくさんいると思いますが、
何もせず斜めから眺めていても
本当の事はわからないまま。
何もしなければゼロのまま。
結果を先読みせず、
まずは一歩踏み出してみてほしいです。
何か得るものはきっとあるはずと
私は、思います。
ひとりぼっちで航海には出しません。
一緒に行きます。
それが、うちの婚活です。