先日電車に乗っていた時の事

　　優先席が空いていたので何気なく座った私

　　右隣の中年男性がけっこう大きな声で問いかけてきました。

　　　　『すいません　携帯電話持ってますか！？』

　　

     私は突然のことにびっくりしましたが

　　携帯電話を貸してほしいと言われるのかなと思い

　　ちょっとためらいがちに

　　　　　『あ、はい・・・』と答えました。

　　

    すると男性は

　　　　　『ペースメーカー付けてるんで電源切ってもらっていいですか！』

　　私は思わず一瞬立ち上がり、あわてて携帯の電源を切りました。

　　でも男性が落ち着いた口調で

　　　　　『ありがとうございます、どうぞ座ってください』

　

    　私が電車を降りる際　またその方は大きな声で

　　　　　『ご協力ありがとうございました』

       とおっしゃっていました。

 

　　マタニティマークは随分認知度が広がってきたし

　　お年寄りや足の不自由な方などに席を譲ることなどは

　　たびたびあるけれど

　　”ペースメーカー”に関しては　車内アナウンス等では耳にするけれど

　　実際に装着している方に遭遇するのは初めてでした。

　

　

　　

　　よく見るとその方が持っていたバッグにタグのようなのが

　　付いていました。

　　赤地に白でハートマークと十字マークが描かれていました。

　　あれがペースメーカーのマークなのでしょうか？

 

　　マタニティーマークのように優先席近くに見本として貼り出せばいいのに

　　と思いました。

　　ああいうふうに声を上げて自分で言える人はいいけれど

　　言えない人は　携帯電話やＷｉｈｉの電波を恐れながら

　　公共の乗り物に乗っているのでしょうか。

 

　　もっと公的に知らせるべきだと思いました。

　　

　　初めての経験でしたが

　　”優先席付近では電源をお切りください”　というアナウンスを

　　聞き流していつもＯＦＦにしないことを反省しました。

　　　　勉強になりました。

 

 

 

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