ちゃんと立派な年収もあって

清潔感もあって

お人柄も優しくて

とてもいい男性。

 

でも、女性は

「彼ではだめなんです」と。

 

理由は

男性が高卒だから、と。

 

え？そこ？なぜ？

 

「母がだめなんです。」

 

お母さんが娘の相手は

大卒以上じゃなきゃだめだそうで。

 

「お母さんが？

・・・・じゃ、あなたは？」

 

「・・・・・」

 

答は返って来ませんでした。

 

33才の彼女は何に囚われているのだろう。

どうして、自分の人生の伴侶探しに

お母さんの基準が出てくるのだろう。

 

子供の時から

親に言い聞かされてきたことや

教えられてきたことは

その人の中に色濃く刷り込まれていくもの。

 

いい年になっても

親からの教えやそれに対する思い込み、

身についた思考や人生の捉え方と

違うものを選択することができない。

 

刷り込まれているもの以外を選ぶことは

悪のように思えたり、怖かったり、

 

大卒の人と結婚する＝あなたの幸せ

と、刷り込まれてきたから

そうじゃないと「幸せ」になれない

と思い込まされてきたのね。

 

子供のころから

従順な聞き分けの良い子だったのか、、

それとも、

「いい子ね」と褒めてもらいたくて

親に認めてもらいたくて

必死で親を追って生きてきたのか、、、

 

親に孫を見せてあげたくて、

絶対に子供が欲しいんですという人も

親は「必ず孫を抱かせてくれ‼」と

そんなに懇願しているのだろうか、、、

 

「あなたの」結婚の本当の目的はなんだろう

「あなたの」心が解放される居心地のいい

結婚、生活って、どんなんだろう、、、

そこには「学歴」や「子供」がないと

絶対にだめなんだろうか、、、

 

少なくとも

親を満足させること、

親に認めてもらうことを

潜在的に目的にしていないだろうか

 

こうじゃなきゃいけない

これがないと幸せになれない

という思考から離れてみてほしいです。