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現実を味方に 12/27

現実を味方に 12/27

2018年12月27日(木)10:54 PM

「私よく10才は若く見られるんです。

だから一回りくらい年下の男性でも

20代の人でも全然OKなんです!」

と、目を輝かせておっしゃる40才女性。

 

ところが、

自分の望む男性から申し込みが来ないことに

へこんでしまったり、

悲しんだり、

時には腹を立てたり、、、

 

最初に、婚活の現状や傾向を

お話しさせていただくのですが、

”自分は違う”

と思っていたのかもしれません。

 

婚活では、

見られる、言われる、

は、あまり効力はないんです。

 

結婚相談所で婚活をするためには

独身証明書・住民票

卒業証明書・源泉徴収票

運転免許証・保険証

などを提出していただきます。

 

全て、公的な証明書類でなければならず

見える、言われる、を

証明する公的なものはないのです。

 

 

40才に見えない!と言われることが多くても

40才の方なら、40才の列に並ぶしかない。

 

 

婚活は、

プロフィール先行。

 

年齢、学歴、年収など

公的なことが前面に出ます。

特に「年齢」の区切りはシビア。

 

 

男性が、女性を検索するときに

もし「39才まで」と入力したら

40才の列の人は一切出てこない。

 

自分の好みの男性がずっと

「39才まで」の女性を探していたら、

40才の人はずっと出てこないのだ。

 

若く見える、若々しいのは素晴らしいこと。

意識が高く、心身共に節制や鍛錬や努力の賜物です。

 

でも、

「10才若く見える列」というのはなく、

そういうキーワードで探している人もいない。

 

高卒の人が、後から大学に行き直すことはできる。

年収も、転職や独立やなにかのきっかけで上がることもある。

それによって

例の公的書類も書き変わる。

 

でも、年齢だけは

どうやったって減らすことはできず、

どうやったって公的書類は動かない。

 

婚活、

もっと早くやればよかった、

と必ずと言っていいほど

皆さん言います。

 

戻ることはできないのだから

年齢を積んだことを後悔しても仕方ありません。

40才の交差点に立っている今の自分。

自分を取り巻く周りの状況や、

世の中の流れ、今できること。

客観的に見つめて。

 

40才になった自分を労って、

40才だから胸張って言えること、

40才の自分の誇れるところ、

たくさんあるはず。

 

40才になったのは現実。

その現実が重荷ではなく

その現実を味方につけて

 

誰かの人生を自分の手のひらで

惜しみなく大切にしてあげられる

人生を積んだ今のあなたがいいの。

 

自分の中にある傷も苦悩も後悔も涙も、

喜びも楽しみも癒しも温度も、

一生懸命生きてきた証なのだから。