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「対話」 11/16

「対話」 11/16

2019年11月16日(土)11:30 PM

会話と対話は違います。

どう違うのかな

あらためて考えてみた。

 

辞書によると

会話は、

『二人または数人が、互いに話したり聞いたりして、

共通の話を進めること。また、その話。』とあります。

日常生活におけるコミュニケーションという感じで、

深い意味での意思疎通というのは必ずしも求められていません。

 

ある意味信頼関係がなくとも成り立つともいえるわけで

例えば、大人数のコンパなどで口々に自分の話したいことを話したり、

ご近所さんと挨拶や当たり障りのない話をしたり、

バス停で並んで立っている時に隣にいる知らない人と

「バス遅いですね」などひと言交わしたとしても

会話した、に当てはまるんですね。

 

 

対話は、

辞書によると、

『双方向かい合って話をすること。

また、その話。比喩的にも用いる。』とあります。

 

対話は、「対話しようと努める」のように使い

相互理解のためのコミュニケーションという意味があるんですね。

信頼関係を築くためにお互いが向き合いしっかり話し合う、

基本的には1対1で掘り下げる、というイメージ。

 

人はそれぞれ価値観が違い、それぞれ違う意見を持ち、

正解も人によって違うものです。

人それぞれ持っている価値観が異なる、異なっていていい

という前提の上で

心を開き本音で話し合い、お互いの価値観や考えを知り、

違う部分を理解し合い、そこから

納得できる答えや新しい考えを導き出すのが対話。

またそうするためには対話が必要なんだと思います。

 

お見合いはまさに1対1。

その後の交際も1対1の世界。

 

目の前の人を理解しようとする気持ちで臨む。

では、理解するためにはどうしたらいいか。

「対話」です。

 

その人は、バス停で並んでる人ではないのです。

その人が、どんな毎日を送っていて

どんな悩みと向き合っていて

どんな夢を持っていて

どんな意志を持っていて

どんな優しさや強さをもっていて

 

自分はその人を

どんなふうに支えてあげられるか

どんなことで笑顔をもたらしてあげられるか

 

向き合ってください。

相手の心や考え方や価値観の違いにも。

自分の中身を差し出し伝えることも。

 

「対話」をしてください。

「対話」ができる人になってください。

「対話」を避けないでください。

 

進むためには

なにかしらの「痛み」を伴うこともある

ということも、心得てください。

筋肉を使えば筋肉痛がきます。

デコボコ道を歩けば足の裏も痛いです。

 

婚活ですもの。

高速道路をスマートに走ってゴール、

というのは難しいのだと、

しっかり覚悟して

「対話」や「心の痛み」に

それを受け止める怖さに

打ち勝ってほしいのです。。。