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結婚における”男女平等”

結婚における”男女平等”

2025年04月22日(火)9:53 AM

IBJから

成婚データが発表されました。


長年やってると、以前のデータがどんどん上書きされていくのが
非常に面白いです。

 

成婚データは、年齢、地域、年収、その他の

特徴が成婚した方々にどのような傾向があるか

分布などが示されています。

 

10年前、5年前と比較すると

いろんな部分の傾向が変化しています。

 

 

 

結婚はいつも書くように

人間同士の感情でするもの。

好きとか信頼とか共感とか
それらがないと生涯を共に生きていきたいとは思えない
幸せな結婚とはいえないでしょう。



ただ、昨今の婚活に関しては

データ先行型。
いわゆるスペックで相手を選択するところからのスタート。

相手の何を重視するかのトップは相変わらず
◆女性は男性の年収を重視
◆男性は女性の年齢、容姿を重視

ではありますが


しかし以前と少し変わってきているのは
女性にも「安定収入」を求める男性が増えているということ。

 

昨今の大きな震災、そしてコロナを経て

円安や物価高騰の世の中で

経済の安定を夫婦で一緒に支えていきたいという

願いの人が増えているのかもしれません。



女性は結婚したら出産、という過程を考えると 
正社員でバリバリ働くのがいろんな意味で厳しいことは多々あり

出産後は、休職や退職、またはパートなど

勤務形態の変更などを考える必要も出てくるのも事実。



がしかし、婚活市場においては
正社員でしっかり働いている女性

安定した職業や、安定した収入の女性

が、男性からは好まれるという傾向が見えてきました。

 

 

それこそ家事も育児も夫婦で平等に協力し

親の支援や、行政の力を出来る限り活用したり

出産後も女性が正社員を継続できるように、

協力体制を組める経的的にも自立した女性が

求められる傾向なのですね。



年収の公開は、男性は必須、女性は任意ですが
年収を公開している女性の方が成婚率がわずかながら高い

という傾向もみえているのです。


同じく大卒男性は大卒女性を選ぶ傾向もあります。



結婚したら 家事、育児は男女平等に携わるべき!
それは今どきのカップルはよくわかっています。

それはそもそも女性側からのからの要望がベースで
男性も最低限の家事が無難にできることは
女性たちへのアピールポイントの一つです。



が、今どきの結婚における男女平等
仕事や収入も、できるだけ男女平等であってほしい
というのが男性側の希望なのですね。


高収入の男性との出会いを求める女性陣は知らなければならない、
女性も安定した仕事と収入を、男性側から大事なポイントとして求められている
ということ。

 

高収入の男性と結婚したら一生安泰。

それは確かにその確率は高いかもしれないけれど

人生何があるかわからないから

 

今どきの男女平等は
男女双方が、経済も家事も育児も

対等に支え合っていくこと

なんですね。



婚活市場では、女性の人数が男性の数を上回っているのは以前から同じで、
人数比こそ縮まってはきましたが、

20代〜40代女性の余剰傾向は変わらずです。
変わらない厳しい競争なのですね。



そんな激しいサバイバルの中で
自分はどのあたりにいるのか
立ち位置はどのへんなのか
どんな人から求められるのか



客観的な目線
市場分析など
冷静に見ていくことも
婚活を実らせるめには必要なことだと思います。



理想の人をひたすら望み続けていても
時間も若さも捨てていくことになる。

お金は働けば取り戻せるけど
時間、年齢は2度と戻らないから。

子供が産みたい、欲しいと言っていたのに
出来るかわからない年齢になってしまうということ。

特に30代半ば以降の女性は本当に

時間との闘い。

(時間との闘いは男性も同じ!)

 

「妥協しなさい!」と言っているのではないのです。

客観的に全体像を見る目線が

婚活サバイバルを勝ち抜けるのですね。

時間だけを無駄にしないように。。。